好きで悪いか!
「御礼は、金品以外の形で、していただくということでは、どうでしょう?」
えっ? 何それ。母の提案に、目が点になる。
それは先輩も同じらしく、えっと呟いて、少し怪訝そうな顔をした。
「友永さん、成績が大変優秀だそうですね。みやびと一緒に勉強してやってもらえません?」
「えっ」
と思わず叫んでしまったのは、私だ。
「何言ってんの、お母さん。そんな無理言っちゃ駄目だって。先輩、三年生だよ。受験生だってば!」
「分かってるわよ、別に勉強教えてくださいって言ってんじゃないのよ。先輩がお勉強なさるときに、お邪魔にならないように、あんたも横で勉強させてもらいなさい。緊張感があって、勉強に身が入るでしょ。まったく、一人じゃ全然、ヤル気起こさないんだから。生徒会長様に、いい刺激いただきなさいよ」
先輩の都合を思って口を出したら、なぜか説教が返ってくる。
確かに、一人で自主勉しても、つい他ごとしちゃって、まったくはかどらないけどさ。
先輩と一緒にだなんて、緊張感ありすぎだっての。それに、違うヤル気を起こしてしまうかもしんないじゃん!
とも言えず。
「ねえ、友永さん。夏休みの間だけで結構ですから、お願いできませんか?」
「それは……僕の家に、みやびさんをお招きして、ということですか?」
即答で断られるという予想が違って、目をみはった。
ううう嘘おっ、先輩まさかの前のめり? いいい、家にだなんて!
えっ? 何それ。母の提案に、目が点になる。
それは先輩も同じらしく、えっと呟いて、少し怪訝そうな顔をした。
「友永さん、成績が大変優秀だそうですね。みやびと一緒に勉強してやってもらえません?」
「えっ」
と思わず叫んでしまったのは、私だ。
「何言ってんの、お母さん。そんな無理言っちゃ駄目だって。先輩、三年生だよ。受験生だってば!」
「分かってるわよ、別に勉強教えてくださいって言ってんじゃないのよ。先輩がお勉強なさるときに、お邪魔にならないように、あんたも横で勉強させてもらいなさい。緊張感があって、勉強に身が入るでしょ。まったく、一人じゃ全然、ヤル気起こさないんだから。生徒会長様に、いい刺激いただきなさいよ」
先輩の都合を思って口を出したら、なぜか説教が返ってくる。
確かに、一人で自主勉しても、つい他ごとしちゃって、まったくはかどらないけどさ。
先輩と一緒にだなんて、緊張感ありすぎだっての。それに、違うヤル気を起こしてしまうかもしんないじゃん!
とも言えず。
「ねえ、友永さん。夏休みの間だけで結構ですから、お願いできませんか?」
「それは……僕の家に、みやびさんをお招きして、ということですか?」
即答で断られるという予想が違って、目をみはった。
ううう嘘おっ、先輩まさかの前のめり? いいい、家にだなんて!