キミとひとつになれたら





学校でも、彼はいつも私にベッタリ。



基本的に離れようとしない。







「小春ちゃん、さっきの授業、難しかったね」


「うん、そうだね」



休み時間になると、真っ先に私に駆け寄ってくる彼。





何事もなかったみたいに、彼は普通にしてる。


私も普通に振舞った。





昨日の事は、あまり深く考えないようにした。


ただ、昨日の夕飯はやっぱり食べられなかった。




< 178 / 420 >

この作品をシェア

pagetop