キミとひとつになれたら





ホッと。

ソファーの背もたれにもたれて、胸を撫で下ろした。







「何で来たんだよっ……!!帰れよっ!!」




安堵したのもつかの間。
玄関から聞こえてきた、怒鳴り声。




誰が来たんだろう…と疑問に思っていると。






「いいから話を聞けって……」



翔くん……!?



聞こえてきたのは、翔くんの声だった。





私は慌てて玄関へと向かった。





< 289 / 420 >

この作品をシェア

pagetop