キミとひとつになれたら
「あの…四ノ宮くん、どういうつもり、なの…?」
私をどうする気なのか。
目的が読めない。
カシャン、と音がした。
鎖のジャラっという音も。
右腕にひんやりした感覚。
「っ…こ、これ……」
右腕に、手錠がされて、片方はベットの柵に。
唖然としてるうちに、左腕も同じ状態に。
更には足まで腕と同じ状態に。
つい先程の兄と同じ体勢になってしまった。
ベットに拘束された。
体は大の字になってる状態。