キミとひとつになれたら
足を動かし、モジモジしながら縋るように四ノ宮くんを見つめた。
「ふーん。じゃあ、してよ」
「……」
「僕の前でして。もう慣れたでしょ?」
平然と言う。
これには、殺意さえ湧いてくる。
そう。
彼は決してトイレには連れて行ってくれない。
私が漏らす姿も見たい、らしい。
だから私はベットに拘束されたまま、彼が見てる前で……。
「っ……」
この瞬間は、本当の本当に屈辱的で消えてしまいたくなる。