地味女は、伝説の美少女?!
ドンっ



私の背中に壁がついてて・・・



動けない・・・



目を見つめられ・・・・



・・・・・・・



「は、白?」



「みんなが騒いでた」



「・・・露悪のこと?」



「ああ。
強いってな。

潰されるかもしれないとかも言ってた」



「嘘・・・この前まではー」




「めちゃくちゃ強くなってた。

俺も、潰されると思った。

潰されたら、俺は黒姫に会えねぇと思って・・・



黒姫を探した。


見つけたけど・・・・


なんであいつといるんだよ!!」



「ごめん」



「黒蝶はもう、お終いだよ。

半数は黒蝶を辞めたんだ」



「え?

嘘・・・」



「俺も思った。
黒蝶ってそんな簡単な繋がり方をしてて

こんなあっけなく崩れるなんて思ってなかったんだ。






もう誰も信じれない・・・・





だけど

黒姫なら信じられる!!




陽芽が好きなんだ」



いつも、黒姫って呼んでたのに・・・



今、陽芽って・・・・・



「俺は、ずっと、前・・・・
会った時から好きだった。

一目惚れだったんだ・・・・
性格とかも、タイプで・・・・

どんどん好きになってた。」


「うん」




「そして、さっき気づいた。



冗談抜きで信じられるのも・・



陽芽だけってことー・・・」



「・・・・・白」



「あいつじゃなきゃだめか?

俺じゃ、ダメか?」



「白・・・・
ごめん、ね・・・」



涙が溢れた。


気持ちは、嬉しい・・・



だけど、気持ちに応えられなくて
ごめんね。



「白・・・あ、りがと。

好きになってくれて、
ありがと・・・」
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