お前はもう、俺のモノ。



あたしと先輩にあった距離が、

ジリジリと狭められていく。



つられてあたしも後ろに下がっていくけど、


ダンッと壁に背中が当たってしまった。



『やっ!来ないでくださいっ!』


『“来ないでください”とかマジ可愛すぎるよ、ゆうゆ。

だけどね、俺ゆうゆのこと2年前からずっと好きだったんだ。』


は?


2年前から?


どんだけ前からなんですかっ!



『いっつもゆうゆの写真眺めても、なにか物足りないんだよ。

ゆうゆ不足なのかも。』


気になってたんだけど、なぜに呼び捨てなんですかっ


この人ヤバい、って直感で思ったけど逃げるすべなんてなかった。



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