お前はもう、俺のモノ。
あたし達が2年生になって、あたしは3組だった。
そして、なんとあの辻村君も3組だったんだ。
奇跡かなぁ、なーんて感動していたら、辻村君が女子に囲まれていた。
モテる人ってすごいな。
辻村君は少々嫌そうだったけど、王子様スマイルで対応していた。
『あのっ、今日帰りをご一緒させていただいてもよろしいでしょうか。』
1人の女の子が言った。
『あー、ごめんね。
今日は大切な用事なんだ。早く帰らないといけないんで......』
辻村君はやんわり笑って言った。
あれ?
辻村君ってあんなキャラだったけ?
これまた奇跡的に同じクラスになれた大親友が隣にいたので聞いてみた。
『あー、最初っからあんなキャラだよ。
ゆうゆ、1回助けてもらったんじゃなかったの??』