お前はもう、俺のモノ。
不安げに瞳を揺らすゆうゆに、俺はなにも言わない。
きっと、“正哉”っていうのは、無意識に出た言葉。
俺よりも近しい存在に違いない。
「ねぇ、守!」
「学校、行くか?」
なにかを言いかけたゆうゆの言葉を遮って、俺はそう言った。
「う、うん......」
「洗濯機の中に洗濯したのが入ってるから、シャワー浴びてそれ着とけ。」
いつも通りの口調を心掛けて、俺はそう言う。
きっと気付かれていない。
大丈夫。
「はーい!」