プロフィール

夢雨
【会員番号】72348
たくさん愛してくださり
ありがとうございました♡ ´‐

▼ noi / bc
あまいたまごやきシリーズ
あの夏よりも、遠いところへ
わらって、すきっていって。
アイ・ラブ・ユーの先で
きみは宇宙でいちばんかわいい
そういえば言いたいことがある /※noiのみ

▼ nvm
勝手にチャンネル替えんなよ。
さみしがりやのホリデイ
それから、すこしのビター
きみの夏へかける

公開リスト一覧

レビュー一覧

★★★★★
2021/03/18 15:51
ひとりぼっちの世界で、出会う

どうにも拭えない汚れのような過去がある。 だから、逃げてきた。心の底から死を願った夜があった。 でも、どうしようもなく生きたくて、救われたくて、前を向きたくて、 ――そうして、“きみ”と、出会った。 これは、そんな凛花と藤堂の物語。 だけど、登場人物の誰ひとりとして取りこぼさず、やさしく拾いあげられていく様が、本当に見事でした。 『本当は誰かに見つけて欲しかった』 きっと、そう思っていたのは凛花だけじゃない。 藤堂も、智也も、有愛希も、柚寧も、大河も、累も、そして栄介も、みんな、みんな。 この世界は、ひとりぼっちどうしの寄せ集めで出来ている。 でも、だからこそ、ひとりぼっちとひとりぼっちが出会い、世界は丸い形に変わっていくのだと、信じたくなるお話です。 素晴らしいものを読ませていただき、本当にありがとうございました。

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★★★★★
2021/03/14 16:22
苦い、のあとで

優しく笑う表情を、咄嗟に好きだと思ってしまった。 それが“彼女”に向けられているもので、この先どんなことがあっても自分には向かないものだと、わかりきっていても。 じっと息をひそめて、身をかためて、恋が終わるのを待っていた。 そのはずなのに、誰にも打ち明けることのできなかったこの気持ちを、受け入れて、肯定してくれる存在に、出会ってしまった。 甘えたくなる。寄りかかってしまう。 そのうち、いつのまにか、手放したくなくなる。 『千景くんに対して、あたしはまだ何もがんばれていない気がする』 恋に対して臆病に呼吸をしていた杏がはじめてそう思った瞬間が、とても美しくて、若さゆえの不格好さを秘めていて、すごく好きです。 恋はきっと、甘いほうがいい。 でも、一度苦さを含んだあとのほうが、きっと、もっと、甘くなる。 激アマに愛されるだけじゃない、焦がれるほどの恋をしたくなりました。

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★★★★★
2021/03/07 16:52
ネタバレ
猛毒が、体をめぐる

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★★★★★
2021/02/28 16:56
だって、たぶん、逃げたくない。

新しい環境、新しい学校、胸を躍らせていたひとりの少女は、転校してきたその日のうちに、悪名高い“オオカミくん”の、大切なものを踏んづけてしまうのだった。 目が合って、三白眼に射抜かれて、ふたりの恋がはじまる。 なぜなら彼は噂に聞いていたような“オオカミくん”でなく、等身大の男の子の、“大神くん”だったから。 前半、可愛さとトキメキにやられっぱなしで、何度も足をバタバタさせてしまいました。 後半、切なさと愛しさに胸を締めつけられて、謎の涙が落ちつづけていました。 「もう逃がさないから、覚悟してね」 オオカミの顔で、そう言った大神くんと。 そんな彼から逃げたくなんかない、結依と。 そして、そのふたりを優しく、あったかく見守る全員との、恋と青春が、まるごと愛しいです。 ぜひ、三白眼に射抜かれてください。

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★★★★★
2021/01/28 13:12
きみたちと、素晴らしい世界で

――たとえば、世界がもっと綺麗だったなら。 ずっとそう思いながら生きていた。自分が呼吸をくり返すこの場所はぜんぜん素晴らしくないって、世界なのか、自分なのかもわからないまま、なにかを憎むことで必死に立っていた。 「歌にしようよ、綾乃の気持ち」 そういう綾乃が、領に出会って、浩平に、怜に出会って、“はるとうたたね”の一部になっていく。戸惑いながらも、迷いながらも、差し伸べられた手を取って、歌をうたう。 その過程があまりにも眩しく、清らかで、彼らの音が聴こえてくるようでした。 世界は素晴らしいことだけじゃない。綺麗じゃないものだっていくらでもあるかもしれない。 でも、綺麗なものだって、絶対に見つけていける。手を伸ばせば、きっとすぐ傍にある。 そういう希望の歌を、聴かせてもらいました。 はるとうたたねの大ファンです。

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