ホンキの恋 【ヒミツの恋続編】

そこでようやく口を離して、顔の横に手をついて見下ろした。





肩で荒く息をする裕美にどうしようもなく欲情してしまう。





「本当にいいんだな？

今ならまだ間に合うぞ？」




本当は止められる自信なんてないんだけど。




裕美が泣いて嫌がるなら、頑張って我慢でもなんでもしてやれる。





問いかけた俺の首に両手を回して、顔を少しだけあげてキスをしてきた。










それが裕美の答えだと理解した。