ホンキの恋 【ヒミツの恋続編】
尻に手を当てて振りかえるまどかと目が合い、固まる。




『…今…見えた?』




頷いた俺…。




これでどうしてスカート丈やら中にジャージ履けって言ったかわかってくれるよな。




そんな俺の耳にとんでもない言葉が飛んできた。




『祐介のスケベっ!』




真っ赤な顔でそう言ってトイレへと駆け込まれる。




おい…




今のはどう考えたって不可抗力だろ?




聞かれたから素直に頷いたのに…スケベだと?



毎回転ぶ度に後ろにいたヤツにもそう言ってんのか?



いや違うよな。




…なんで俺だけスケベ扱いされなきゃいけねーんだよっ!!


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