晴れ、時々、運命のいたずら



イベントが始まっても、パイプ椅子の空席は目立つ。


穂乃花は3列目に座っていたが、穂乃花の前に観客は座っているが、はっきりとステージが見える。



「それでは、お待たせ致しました。Shipのお2人です!どうぞ!」



司会者の呼びかけに合わせて、ニコニコと手を振りながらShipが姿を現した。


香織、愛姫の順に登場する。



(愛姫さん…。)



穂乃花の目に映る愛姫は写真よりもはるかに可愛く、輝いて見えた。


ステージに上がると香織が客席に向かって大きく叫ぶ。



「みなさん、こんにちはー!」



パラパラと拍手が起きる。



「名古屋までよく来て頂きました。」



「今日は2人でとても楽しみにしてました。」



さすがに司会者とのやり取りは香織の方が数段上手い。



「それでは、皆様にShipのお2人をご紹介したいと思います。」



司会者がShipを説明し始めた。


< 100 / 313 >

この作品をシェア

pagetop