晴れ、時々、運命のいたずら



「い、いや…。」



はっきりと答えられずに困っていると男性はニッコリと優しく微笑んだ。



「違ったようだね。ごめんね。」



「…すみません。」



俯いたまま、小さく頭を下げる。



「さてと。他にも綺麗な場所探さなきゃ。」



独り言を呟きながら、その男性はカメラを一旦鞄に片付けると、堀に沿って歩き出した。


その男性とすれ違って、稔が小走りに手を振りながら戻ってきた。


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