晴れ、時々、運命のいたずら



「どう?いいポエム書けた?」



「う、うん…。」



「それは良かった。」



稔は納得した顔を見せると、急に穂乃花の手を握った。



「えっ?」



(私…、手を握られている。)



「さっき渡らなかった橋から中の公園に入れるから、折角だし、そっちにも行こうよ。」



「…。」



穂乃花が答える前に、稔は手を握り締めながら先に歩き出した。



(ちょっと…。)



思わず恥ずかしくなり顔が赤くなる。



(手を…。)



我慢出来なくなり握られた手をサッと離した。


その途端、稔は急に立ち止まって振り向いた。


穂乃花は少し怯えている。


急に離された事でさすがに罰が悪い顔をした稔は少し肩を落とした。


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