晴れ、時々、運命のいたずら
「今日は、13時と15時の2回イベントがありますので宜しくお願いします。」
「どんな場所で行うのですか?」
ふて腐れた香織を尻目に、愛姫と島根の会話は続く。
「ナゴヤドームに隣接したショッピングモールの少し広い場所と聞いています。」
「結構、お客さん来るのかなぁ。」
「土曜日ですし、買い物客で賑わっていると思いますよ。」
「買い物客!?何それ?バカみたい。」
「香織さん、バカみたい、はいけませんよ。それに、いつも携帯ばかり触っていますが、何されているのですか?」
島根からの指摘。
愛姫も初めて出会った時から気になっていた。
大勢の前ではニコニコ話す香織だが、愛姫や島根だけになると、とにかく携帯を触っている。
「別に何だっていいでしょ。迷惑かけてる訳じゃないし。」
「確かに迷惑ではありませんが、いよいよデビューしましたからあまりにも目立つ行動は慎んで下さいね。」
島根の言葉を無視して携帯を触り続ける。
(ほんと、いつも何してるのだろう…?)