流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
「でも、貴方逃げるチャンスなくなりましたね?」
「あっ。」
・・・・もしかして、この人逃げなかったのは瓶の中身が知ってて引火しないことをしてたから?
心配して、損した。
それより、また窮地に立ってしまった。
「クスクス、君は面白い。」
「褒められてる気がしないわね。」
白石樹は私を自分の方に引っ張る。
顔があと少しで、触れそうなくらい近くの距離になった。
「僕は、君を手に入れたくなったみたいです。」
「姫様だけど姫の地位が嫌いな君に
強くて気丈な姿、本当に気に入りました。」
妖艶の笑みを浮かべて、私の瞳をずっと見てくる。