流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
「ち、近いわよ。」
私は、白石樹を跳ね除けた。
けれど白石樹は、そんなことを全然気にしていなかった。
「黒龍の王の彼女ですもんね。」
「か、彼女!?」
と、当麻の彼女?
私が、そんなことあるわけない。
けど、叶うなら当麻の彼女になってみたい・・・・なんて思ってしまう。
私って、我が儘すぎる。
「えっ、違うんですか?」
「違います・・・。」
自分で言って自分で傷つくなんて、自分て本当におバカさんだわ。
「じゃぁ、僕と付き合いません?」
跳ね除けたはずなのに、ジリジリと私の方に近づいてくる。