流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
「私もあなたが嫌いよ。」
「だから、なんだよ。」
「昨日私に近づけとか言ったくせに。
貴方は、私に近づくことが出来ない。
ただの、ガキじゃない。」
翔を怒らせているのはわかるけれど、ちゃんと言うの。
気持ちをぶつけなければ、相手の気持ちもわからないし、こっちの気持ちも伝わらない。
「私のことを嫌いになるのは
しっかり近づいてからにしてよ。」
「調子にのんなよ。
上から目線で、俺にモノを語るな。」
翔が私に近づいてくる。
翔がいつもよりも、怖い表情をしている。
でも、不思議と怖くないわ。