※俺様甘々ご主人様にご注意下さい。
「はじめまして。君が栞奈ちゃんかい?」
「は、はい……
七尾さん……ですか?」
「そうだよ。
じゃあこの子がさくらちゃんか。
今小学生かい?」
「ううん。年長さん。」
七尾さんはにっこりと笑うと、
私たちを家の中に招き入れた。
うわー!
広っっっ
家の中は庭よりもずっとキラキラしてて、
思わず天井のシャンデリアを仰ぎ見てしまった。
「ハハ……素直な反応をするね。」
「あ、すいません!」
さくらを見てみると、
私とまったく同じことをしていた。
5才児と同じ行動って……!
そりゃ笑われるよ。
私は慌てて下を向いた。