【短】MISTAKE♡LOVE!
私の名前を下の名前で呼んだかと思うと
気がつくとさりげなぐ手も繋がれてて
(吉瀬君の手、すっごく大きい…)
吉瀬君の手の内に
すっぽりと掴まれてる私の右手
そして彼はまたいつもの早歩き
私の歩幅じゃ、追い付くのもやっと
「吉瀬君、どこ行くの?」
「どっか」
「またそれ~?」
「文句あるなら置いてく」
「え~」
文句あるなら置いてく
と、良いながらも吉瀬君は
私の手をぎゅっと掴んだまま