REAL YOU~本当の君~
そして、帰り際あたしは彼を駅まで送った。

「あのさ、週末どこか行こうって誘ったらいく?」

「まあ、予定が合えばね。」

なるほどね・・・。

何かガード貼られてるわ・・・。仕方ないけどね・・。

でも、あたしはめげなかった。

「じゃあ、気をつけてね。遅くまでありがとう。バイバイ!!」

「バイバイ!」

彼は笑顔であたしに手を振ってくれた。

あの笑顔の傍に居たい自分がいた・・。

ほんの少しで良いから彼に掛けてみよう。

そう思った。
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