【長】野球ボール
ピーポーピーポー


しばらくして、救急車が校内に入ってきた。


案内役の選手が誘導する。


救急車から素早く降りてきた人たちが、手際よく処置をし、慣れている様子で救急車に乗せた。


向こうの監督も一緒に乗るみたい。


キャプテンらしき人に……


「後は任せたぞ。何かあったら連絡する」


それだけを告げた。




あたしは不安だけを抱えて、ずっとその様子を見てた。


何もできないことがこんなにももどかしいなんて、思ったことなかった。


大丈夫だよね…?


こんないい試合の途中なんだもん。

いつかきっと、この続きができるよ…。


ね?神様。
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