一冊の手紙Ⅱ


大きくて、端のほうにいる人はほとんど認識出来ない。

「うん、いた」


コートの奥のほうにいる、光輝を私は見つけた。

どんなに遠くにいても、光輝だとわかる私は、ホントに光輝のことが好きなんだって自覚してしまう。



「さすがだね」
「自分でも驚くくらいだよ」


そんなことを言いながら、フェンスに近づいた。


その時———。


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