一冊の手紙Ⅱ


「よろしく」
「よろしくね」

お互いに、曖昧に挨拶を交わした。


光輝の相方さんだから、これからは関わることがあるかもしれないけど。

そんなことより、帰りたい。
周りの視線が、やはり痛かった。



それからしばらくして、光輝が
「帰ろうか」

と言った時はホントに助かった。


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