一冊の手紙Ⅱ



光輝とは、家が隣で、親同士も仲が良かった。

だから、光輝とは昔から一緒だった。
色んな所に行くにも、光輝がいた。


私に取って、光輝といることが当たり前になっていた。



光輝は小学の時からテニスをしていて、県大会で入賞するくらいの実力だった。

運動、特にテニスが好きな光輝は、暇さえあればいつもやっていた。
私もたまに一緒になってやったりもした。


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