続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
「答えて。
王河……」


泣き出しそうなほど真剣な顔。


『小悪魔な乃愛なんて、似合わねーと思うけど』


そんな冗談で切り抜けそうもない空気。


でも、さ、乃愛。


考えてもみろよ?


この状況で。


どんなツラして、好きだと言えって言うんだよ。


“言えるかよ”


俺は唇を引き結んで、スッと視線を乃愛からはずした。


それは、なけなしの俺のプライド。


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