続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
でも、それは、絶対踏み越えたくない最後の一線。


だって、悔しすぎるだろ?


俺の方が乃愛のことを、数千倍、数万倍も好きなんだから。


そんな事実が、悔しくて、悔しくて。


大好きだからこそ、悔しくて。


男のプライドが邪魔して、素直になれない。


だから俺は、以前と同じセリフを口にした。


「バーカ。
好きとは言わないって言っただろ」


余裕の顔して、でも、震える声で。


それを乃愛は、ただ黙って聞いていた。

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