叶わない恋だから
そして、先輩が歩いてきた。
近づこうと足を動かすとーー。
「翔太ーっ♪♪」
ルンルンしながら翔太先輩に抱きつく女の子。
その子は誰?
ぽつーんと見てる私に、祐也は話しかけた。
「お前のじゃないのかよ。」
…そうだけど、今はうん。なんて言えない
情けないや。
「馬鹿じゃねぇの。好きなら好きでいいじゃねぇか。付き合ってんだろ?お前のなんだろ?」
「ゆうや…っ」
「お前は、先輩のなんなんだよ!」
祐也…。
祐也に気づかされるなんて。
私は、先輩の前に立った。