叶わない恋だから
「陽菜…?」
「…先輩はっ…私のだ!!」
チラチラ見てる生徒たち。
恥ずかしいけど、これが私の選んだこと。
「だぁれー??」
女の子は、そう言ってギュッとする。
ズキッとなり、うつむく私。
だめ。言わなきゃ…。
「…私は、先輩の…彼女です!!!」
前を見て、堂々と。
「はぁ!?」
怒る女。
「誰が、何て言おうと私は先輩の彼女。」
ハッキリ言う私に、先輩はニコッと笑って私の方に歩いてくる。
そして、私をギュッと抱きしめる。