星降る夜に。
横村さんに声をかけられて現実に戻った。
私はこうして煌びやかなジュエリーを見るだけでも幸せな気持ちになってしまう。
姉やみのりだったら「欲しい」と言うだろうけど。
「大輔から莉子ちゃんのこと少し聞いててさ。だからずっと会ってみたくて。今日店にいてラッキーだったよ」
「私も吉岡さんから横村さんのことを伺ってました。デザインもやってらっしゃるそうで」
小さなダンボール箱が10個と、A4の封書が30通。
大きさを測ってから領収書にサイズと数、金額を書き込んでいく。
「ここ5年でやっと食っていけるようになってさ。最初の頃はもう借金ビンボー。ところで莉子ちゃん、いい指輪してるね」
横村さんは私の左手を見て言った。しかも見ただけでブランド名も当ててしまう。さすが業界人だ。
この指輪は芸能人にも人気のジュエリーブランドのもので、姉とみのりが騒いでいて初めて知った。
「あの、コレって高いんですか?」
「まあ、彼氏に失礼だから金額は言わないけど…そうだなぁ。ちょっとランクが上の軽自動車一台分ってとこかな。もちろん新車ね」
私はこうして煌びやかなジュエリーを見るだけでも幸せな気持ちになってしまう。
姉やみのりだったら「欲しい」と言うだろうけど。
「大輔から莉子ちゃんのこと少し聞いててさ。だからずっと会ってみたくて。今日店にいてラッキーだったよ」
「私も吉岡さんから横村さんのことを伺ってました。デザインもやってらっしゃるそうで」
小さなダンボール箱が10個と、A4の封書が30通。
大きさを測ってから領収書にサイズと数、金額を書き込んでいく。
「ここ5年でやっと食っていけるようになってさ。最初の頃はもう借金ビンボー。ところで莉子ちゃん、いい指輪してるね」
横村さんは私の左手を見て言った。しかも見ただけでブランド名も当ててしまう。さすが業界人だ。
この指輪は芸能人にも人気のジュエリーブランドのもので、姉とみのりが騒いでいて初めて知った。
「あの、コレって高いんですか?」
「まあ、彼氏に失礼だから金額は言わないけど…そうだなぁ。ちょっとランクが上の軽自動車一台分ってとこかな。もちろん新車ね」