手の届かないキミと


どうしよう。

まだみんなが来てないうちに、着替えてきてしまおう。


私はそっとその場を離れて、公衆の更衣室へと向かった。


いざ、更衣室へ着いてみれば…

さすがは絶好の海日和だ。

混雑していて、更衣室には順番待ちの列ができていた。


どうしよう…でも待つしかないよね。。


私だけが早く着替えたいだけじゃない…

みんなはやく、海に行きたいよね。


さんさんと降り注ぐ太陽と、真っ青な空が、私たちをビーチへと誘っている。

夏だぞ、海だぞ、はやくおいでよって。

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