手の届かないキミと


水着に着替え終えた私は、不必要な荷物をコインロッカーにしまって、

みんなのいる集合場所へと急いで戻った。


「はあっ……」

あれ…

でもそこには誰もいなくて。


「もう…はあっ……行っちゃったか…」

きっとみんな集まって、ビーチへと繰り出して行ってしまった。


どうしようかと、とりあえず

走って乱れた息を整えようとひざに手を着くと、

「古畑」

って私を呼ぶ声がした。


「え…」

驚いて前を見てみると、私の視線の先には…

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