恋のカルテ
朝食を食べ終えると、午後一時を回っていた。
私は先生に断りを入れて、ひとりで買い物へ出かけることにした。
家から持ってきた荷物では足らず、当面の生活に必要なものを揃えなければならなかったし、先生の家の冷蔵庫には飲み物しか入ってなかったからどうにかしなければと思ったから。
私が出かけたいと言うと先生は車を出すといってくれたけど、申し訳ないので断った。
先生のマンションと私が住んでいたマンションは同じ沿線にあるので、地下鉄に乗り、普段よく買い物をする駅で降りた。
もしかすると圭人に会ってしまうかもしれないと思ったが、でもそれを考えたらどこへも行けなくなってしまう。もしそうなったら、その時に考えればいいじゃないか。
自分に言い聞かせながら、ドラックストアで日用品を買い並びのスーパーへ向かった。
ジャガイモや玉ねぎなどの日持ちのする野菜や調味料を揃えると、夕食の食材を探す。
それから最後にお米を買うと、タクシーで先生のマンションまで戻った。