恋のカルテ
「なんでそんなこと言うの? 私は私だよ。だから圭人もそのままでいてね。私には圭人しかいないんだから」
「……分かったよ、加恋。ごめん、もう言わないよ」
圭人は私をなだめる様にそっと頭をなでると安心させるように笑って見せた。
「だから飯にしよ。もう腹ペコペコ。今日はご馳走なんだろう」
「そうだよ、メインはハンバーグにしたの。すぐに焼くから圭人はワイン開けて準備してくれる?」
「了解」
私はソファーから立ち上がってキッチンへ向かう。
ミネストローネに火をかけて、メインのハンバーグを焼き、圭人と一緒に遅い夕ご飯を食べた。