地球最後の日，君を愛そう

「平崎！」



陸也が美華を追い掛ける。




もう、ほっといてよ………。




これ以上私に関わらないでっ………。




「いきなりどうしたんだよっ……？」



「別に。あんたには関係ないでしょ？」



「別にって…あきらかにさっきと様子違うだろーが！」



「どうでもいいじゃないっ！」



「どうでもよくねーよっ！！」



陸也が初めて怒鳴る。


ビクッとした。



美華はゆっくり後ろを向く、追い掛けて来てた陸也が睨みつけていた。



「なんでそうやって溜め込むんだよ！！誰かに相談くらいしたっていいだろ！」