【完】 Squall  ~いくつもの恋をして~



私はおいでおいでとみやちと顔を近づけ


「kennyの彼女がね、日本語憶えたいからみやちに逢いたいって。みやちは英語を覚えるっていうプランなんだけどどう?」


「俺、ヒアリングだと超絶遅いぞ。基本的な日常会話が限界だ」


「聞かなくてもわかってる。Salaさんも日本語が同レベルかそれ以下かな。私ほど優秀じゃない」


クククと笑いながらその話しに乗ったと大喜び。




Kennyに彼女がいてどんな気分?とか


いろいろ聞かれたけど


嬉しかったしショックでもない。


幸せになって欲しいなって純粋に思った。


そしたら


「お前の初恋は本物じゃない」っていつもの逆パターンで



みやちはみくちゃんの彼氏を見たら寝こむらしい。


自分でも何でかわからないけど、


大人のkennyも期待を裏切らないほど素敵だったということもあるし、


実家が近所というわけでもないから逢えないものだととっくに完結していたからなんだと思う。


もっといえば先に課長に逢っていたからかもしれない。


課長に逢う前だったら今と同じ気持ちかどうかはわからない。


もしかしてkenny?そう思ったあの日…


あの頃から好きだったのかもしれない。


告げる事のない思い


これもまた思い出になる。


ボストンに戻るまでそっと思い出を作ろうと思う。







< 223 / 453 >

この作品をシェア

pagetop