【完】 Squall  ~いくつもの恋をして~



帰宅してもやっぱり課長からの連絡はなく


こっちから送っても催促みたいで中断させるのも悪いからやめた。


楽しんでいることを想像して眠りについた。








朝目が覚めて時間を確認するためにスマホを見ても


やっぱりメールもきていない。


相当飲んだなとにやけながらみやちとの約束の時間に間に合うように


仕度をして出かけていった。



デパートを歩き

「このバッグ可愛い」
「あ…これも可愛いね」


あれこれ見ていると店員さんから

「彼氏がプレゼントするの?」


みやちと私をカップルだと思ったらしい。


私とみやちにとっちゃ驚きだった。


私たちをそういう風に見える人がいるんだと心底驚いた。



大きさもちょうどいいトートバッグが目に止まり


人気のあるブランドだし女子大生なら喜びそう。


店員さんも「それ人気なんですよ。ラスト1つです」


その言葉で一発で決定した。


プレゼント用にラッピングしてもらい


恥ずかしいからギリギリまで持ってくれというみやちの言葉で
そのショップバッグは私の手に。


確かにピンクのショップバッグは恥ずかしかろう…。




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