【完】 Squall  ~いくつもの恋をして~



通されたのは和室のお部屋。


「うわっ畳ってことは布団か」

「そうだね」

「布団に寝るのなんて何十年ぶりだ?」

「私もそうよ」


変な日本人がお茶を飲みながら会話する。


「畳の上で抱かれたことある?」

「ないない」

「それはよかった」



くだらないやりとりもここに一緒にいるんだと実感できる。


ここへおいでと膝を叩いてテーブルの上の私の指をスーッと撫でられ


「お呼びであれば」


笑いながら課長のあぐらの中へすべりこむ。



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