【完】 Squall ~いくつもの恋をして~
私たちは友だちだっていう思いがとっても伝わった。
おせち料理もおもちも日本という感じで嬉しい。
海外にいる頃には材料を揃えるのが一苦労で
いつしかアメリカンスタイルに変わっていた。
それは、我が家だけではなく課長もkennyも同じらしい。
初詣というものにも何十年ぶりかで行った。
おみくじに書いてある事はさすがに意味がわからなくて
みやちに教えてもらった。
だけど そんな感じの事っていうから正確ではないのかもしれない。
みやちのスマホがしきりになるから
「彼女も呼べば?」
耳打ちすると図星だったらしい。
みやちが私をわかるなら、私だってみやちがわかる。
いつかつっこんでやろうと時期を待っていた。
「可南子ちゃんだよね」
「おまっ…何だよ」
「みやち…たまにみくちゃんと言い間違ってたよ」
私が吹き出せば
みんなも笑い
「ワタシノコトもカナッテヨンダ」
「それ失礼よね」
「シツレイダ」
Salaと大笑い。
みやちの彼女も一緒に過ごしたいことだろう。
私たちはそのまま手を振って電車で帰宅した。