【完】 Squall ~いくつもの恋をして~
課長はアメリカからの人が集まって
日本でいう飲み会の席にも出ているようだ。
「浅木も来いよ」
課長は私を誘ってくる。
だけどそんな年上の上司や先輩たちだらけの中に行くのは気がひけて仕方ない。
「共通の会話が浮かばないですよ。偉くなったら参加します」
笑いながら答えると残念そうな顔をしながらも無理強いはしない。
「仕事みたいに思えるか。それじゃ疲れるよな」
「誘っていただいたのにすみません」
「曖昧な返事をされるよりずっといい」
課長は曖昧な返事に対する対応に悩む事が多いのだと察して小さく笑った。