【完】 Squall ~いくつもの恋をして~
飲み会に参加した課長はきっとみんなの会話を聞きながら
日本語に翻訳するというような瞬間変換作業を練習していると思う。
英語で聞いて心の中で日本語で答える。
子どもの頃、他の人の雑談が聞こえ
クスッと笑った時の感動を今も忘れない。
英語が意識しなくても聞きとれていたからだ。
今はその逆。
みやちのお陰で来た当初よりずっと無意識で会話が出来る。
最初はかなり真剣に話しを聞いていたもんだ。
日本人でありながらそんな努力も必要だった。
ううん日本人であるからこそ必要なんだ。
入社と同時に日本への配属になった私はレアケースらしく
それも、私が日本人であるということが関係していたのかもしれない。