お前のこと、一生かけて守るよ
「手、かして」
「えっ、ちょ、先輩!」

急に先輩に手首を捕まれ、あたふたするあたしをお構い無しに、手は先輩の胸へと当てられた。

「……ぁ」
「分かる?俺だってドキドキするっつーの」
「………」

先輩もドキドキしてくれるんだ…。こんなあたし相手でも、緊張してくれるんだ…。

「理瑚」

先輩の低くて優しい声がストンと落ちてくる。

イルカショーが続けられていく中、あたしは先輩だけを見ていた。

「好きだよ」
「っ、」

そう言って先輩は微笑むと、ほんの小さく、ただ触れるだけのキスをした。

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