委員長に胸キュン 〜訳あり男女の恋模様〜
「恋愛は、ちょっと……」
「い、いいんです。恋愛じゃなくて……」
これは例の、女の子に告白して速攻で断られるパターンと見て、僕は慌てて桐島さんの言葉を遮った。
「え?」
「僕はそこまで望んでません。友達になってもらえれば、それで十分なんです」
「そうなの?」
「はい」
とキッパリ言いながら、本当は少し嘘だった。正直、桐島さんとは友達以上になりたいと思ってる。でも、今はお互い受験生だし、女の子との接し方もわからない僕としては、当面は友達でも十分なのだった。
「僕と友達になってくれますか?」
改まってそう聞くと、桐島さんはニコッと微笑み、
「もちろん。よろしくね」
と言ってくれた。
僕は桐島さんが、なぜ「恋愛はちょっと……」と言ったのか、その辺りの事を“友達”として聞いてみたい衝動に駆られた。それはおそらく、渡辺さんから聞いた東高の田村もしくは田中という男が関係しているのだと思う。でも、僕はその衝動を堪えることにした。なぜなら、せっかく微笑んだ桐島さんが、また暗い表情に戻ってしまいそうな気がしたから。
「い、いいんです。恋愛じゃなくて……」
これは例の、女の子に告白して速攻で断られるパターンと見て、僕は慌てて桐島さんの言葉を遮った。
「え?」
「僕はそこまで望んでません。友達になってもらえれば、それで十分なんです」
「そうなの?」
「はい」
とキッパリ言いながら、本当は少し嘘だった。正直、桐島さんとは友達以上になりたいと思ってる。でも、今はお互い受験生だし、女の子との接し方もわからない僕としては、当面は友達でも十分なのだった。
「僕と友達になってくれますか?」
改まってそう聞くと、桐島さんはニコッと微笑み、
「もちろん。よろしくね」
と言ってくれた。
僕は桐島さんが、なぜ「恋愛はちょっと……」と言ったのか、その辺りの事を“友達”として聞いてみたい衝動に駆られた。それはおそらく、渡辺さんから聞いた東高の田村もしくは田中という男が関係しているのだと思う。でも、僕はその衝動を堪えることにした。なぜなら、せっかく微笑んだ桐島さんが、また暗い表情に戻ってしまいそうな気がしたから。