甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
「じゃ~料理作るから待っててね」
城崎くんの前に立っていた私は、キッチンへ行き、回鍋肉の野菜を切り始めた。
・・・トントントン
まな板の上でキャベツとピーマンを刻みフライパンに油をひくと豚肉を炒める。
えっと中華味噌冷蔵庫に入っていたよね・・・
箸を持ったままフライパンをHIの上に置くと指がフライパンに触れた。
「あっつ・・・」
咄嗟に指を口に銜え、水で冷やそうとすると「綾・・・どうした?」と後ろから声をかけられ、火傷した指を隠す。