甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
口の中に入れようとしていた卵を落としそうになり佐藤さんの目を見つめた。
「え・・・き?」
「あ、あああ~一樹よ一樹」
「あ~そう言えば、葉月さんのカレってお医者様だったんですよね?」
「そ、そうよ」
「その、一樹さんとは、上手くいってるんですか?」
おじさんが城崎くんの名前覚えて無くて良かった。
「・・・そうね上手く言ってると思う」
多分・・・最近会って無いけど普通だと思う。
「結婚とかどうなんです?」
チラっと佐藤さんを見つめてから目の前にある熱燗に視線を落とすと手を伸ばし一口飲んでから深呼吸をした。