甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
「おじさん、いつものお願い」
会社から少し歩き、足を止めると暖簾をかき分け、佐藤さんとパイプ椅子に座った。
「葉月さん、こんな所におでん屋台なんてあったんですね」
「ここはね、気分しだいで、おでんの材料が代わったり
お酒の種類も豊富で通い詰めないと、なかなか美味しいお酒出してくれないのよ~ねぇ、おじさん」
目の前に出された、おでんを箸で取りニコっと笑いながら、おじさんを見つめる。
「おいおい・・・葉月ちゃん、そんなに持ちあげても何もでないよ。
あ、この間のイケメンは元気かい?かなり仲良かったけど・・・き・・・き・・・なんて言ったかな?」