甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~



「上司から呼び出されたから帰るわ」


「・・・お茶漬け」


「オレの分まで食べとけよ、悪いな又連絡する」



悪いな、そんなそぶりも見せず、手を振って出ていく一樹を玄関先で見送ると息を吐きテーブルの上に置いたお茶漬けを一口食べた。


・・・最悪。


『熱あるんだよ』その一言が言えれば簡単なはずなのに。


これが約束された明るい未来なの?


もう一度、ため息を吐くと食べれない、お茶漬けを片付け歯を磨きベッドに潜って目を閉じた。




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