甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
「じゃ~オレ帰るわ」
視線を合わせていた城崎くんは、膝をあげ出て行こうとした。
「ちょ、ちょっと待って、お金払うから」
「要らない風邪ひいたのは、オレのせいだから」
キミのせいじゃないよ、自己管理が出来てない私がいけないの。
「ちょっと待って」
ソファーに座っていた私は立ち上がり城崎くんの手を掴んだ。
「早く風邪、治せよ、又明日」
掴んでいた手を離され城崎くんは靴を履くと玄関を閉め帰って行った。