甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
『もしもし』
女の人の声が聞こえてきた。
ダレ?
もう一度スマホを耳に押し当てた。
『・・・一樹?』
『聞かなくても、分かりますよね・・・後30分したら出るのでプレジーホテルの前で』
女の人は、そう言って一方的にスマホを切り私は手に持っていたスマホをポケットに流しいれた。
そっか一樹には女の人居たんだ。ここ1年おかしいって思ってた。
私たちって似た者同士だったのかもしれない。足りない部分をお互い埋めようとせず他で埋めて・・・
ほんとバカ・・・
ちょっどだけ涙を浮かべマンションを後にすると一樹が居るはずのプレジーホテルへ向かった。